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オフロードバイクのヘルメット選び|バイク初心者でも後悔しないオススメ5選

オフロードバイクは、舗装されていない路面での走行が多く、ライダーの安全を確保するために適切なヘルメットが欠かせません。

オフロードバイク用のヘルメットは、一般的なスポーツバイク用のヘルメットとは異なる形状をしており、顎の部分まで保護するフルフェイスタイプが一般的です。

さらに、チンガード部分(ヘルメットのアゴの部分)は非常に頑丈に作られており、事故時にライダーを守る重要な役割を果たします。

オフロードバイク用のヘルメットは、安全性と快適性に重点が置かれています。

この記事では、オフロードバイク用のヘルメットの特徴や、適切な選び方について解説していきます。

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オフロードバイク用ヘルメットの基礎知識

オフロードバイク用ヘルメットの外観と形状

オフロードバイク用のヘルメットは、フルフェイスタイプが一般的です。フルフェイスタイプは、頭部全体を覆い、顎の部分まで保護するため、事故時に顎の骨を守ることができます。

また、チンガード部分には通気孔が設けられ、換気ができるため、最大限に息苦しくなることに対応できるようになっています。

オフロードバイクのヘルメットには「バイザー」がついていて、「口元(チンガード)」が突き出ています。

オフロードバイク用ヘルメットの「バイザー」の役割

バイザーは、太陽光や風、塵、泥などからライダーの顔を保護するための重要な機能を持っています。

特に、オフロードバイクは、激しい走行やジャンプ、凸凹路などで、飛び石や埃が顔面に当たることがあります。

それだけではなく、巻き上げられた泥や小石が上から降ってくることががよくあるため、バイザーは必須アイテムと言えます。

バイザーの角度は調整できる

オフロードバイク用のヘルメットには、バイザーの角度を調整することができるものがほとんど。

角度は一番上げた状態が基本位置。走行時は「アゴを引いて」走行するため、一番上げた状態が最も適した角度になります。

オフロードバイク用ヘルメットのチンガードの役割

オフロードバイク用ヘルメットには、チンガードがついているものがあります。

チンガードは、ヘルメットの下部に取り付けられた保護用の部品であり、ライダーの顎や顔面を保護する役割があります。

オフロードバイクにおいては、高速での走行や激しいジャンプなどで転倒することがよくあります。チンガードがついたヘルメットであれば、その衝撃を分散させ、顔面の傷や打撲を軽減することができます。

また、チンガードには、風や埃から顔面を保護する効果もあります。オフロードバイクでは、激しい走行やジャンプ、凸凹路などで飛び石や埃が舞い上がることが多いため、チンガードは必須のアイテムです。

ただし、チンガードがついたヘルメットは、通常のヘルメットよりも重量がありますが、呼吸がしやすく、アゴ周りを守るためには必ず必要な部分になります。

オフロードバイク用ヘルメットの内装

一般的に、ヘルメットの内装には、クッション材となるパッドや、吸汗・消臭機能を備えた素材が使われています。

特に、オフロードバイクでは転倒やジャンプなどの激しい動きが多く、頭部の揺れを抑えることができるパッドが必要です。

また、パッドは着脱可能で、洗濯ができるものが多いため、清潔に保ちながら快適に使用できます。

内装が外せないヘルメットもある

オフロードバイクはオンロードバイクに比べると、少なからず汗をかく可能性があるスポーツ。汗をかいたときに内装が外せないヘルメットを選ぶと、ヘルメットを清潔に保てません。

ヘルメットを購入する際は、内装が取り外せるか必ず確認しましょう。

また、レースや林道ツーリングに多くいく人は、快適性や安全性を高めるために、ヘルメットの内装のクッション材や素材は、定期的に交換や洗浄を行うことも必要です。

AraiやSHOEIなどの大手メーカーは内装だけでも販売しているので、長く使うのであれば大手メーカーを選ぶのもいいと思います。

ヘルメットの安全規格

ヘルメットはライダーの頭部を保護するための必須アイテムであり、安全性が大切。そのため、世界各国でヘルメットの安全規格が定められており、これらの規格に合格した製品のみが販売されています。

JIS日本産業規格
SNELL安全性能で世界一!アメリカの規格
DOTアメリカでいうJIS規格
ECEヨーロッパをはじめとした世界50ヶ国以上で採用されている安全規格
MFJ認定MFJ公認競技に出場するのに必要な規格
SG規格商品の不具合により事故が起きたら、最高1億円保証
PSC規格日本で販売されるヘルメットにはこれが必須

代表的なヘルメットの安全規格には、米国の「DOT規格」、欧州の「ECE規格」、日本の「JIS規格」があります。

これらの規格には、ヘルメットの性能試験に必要な要件や方法が規定されており、合格基準を満たした製品のみが販売されます。

DOT規格は米国の安全基準であり、ECE規格は欧州の安全基準で、どちらもヘルメットの耐衝撃性や安全性を評価する厳格なテストが義務付けられています。

一方、日本のJIS規格は、基本的な要件に加え、頭の動きを考慮した衝撃吸収テストが必須となっています。

オフロードバイク用ヘルメットはゴーグルとシールドの2種類がある

オフロードバイク用ヘルメットには、ゴーグルを使用するタイプと、もともとシールドと一体になっているタイプの2種類があります。

それぞれの特徴とメリットデメリットを紹介します。

オフロードバイク用ヘルメット【ゴーグルタイプ】

ゴーグルタイプは、目の周りをしっかりカバーし、泥や石などの飛散物から目を守ることができます。ゴーグルの内側には防曇加工が施されている場合が多く、曇りにくいため、視界が良好に保たれます。

ゴーグルタイプのメリット

ゴーグルタイプは口もとから独立しているため、曇りにくいのが特徴。また、最大のメリットは天候によってレンズの色を変えることができるということ。

ゴーグルのレンズ色
  • クリアレンズ:日差しの状況が変わる林道などにおすすめ
  • ダークグレー:直射日光が強いモトクロスコースなどにおすすめ
  • イエロー、イエロー:曇りの日におすすめ

ゴーグルタイプのデメリット

ゴーグルだけでは防音性が低く、風の騒音やエンジン音が響きやすくなるというデメリットがあります。

また、顔に密着しているため、なれるまで違和感がある場合があるのと、ゴーグルのフレームで、シールドに比べて視界がせまくなります。

しかし、シールドに比べて曇りにくという最大のメリットがあるため、ゴーグルタイプがを使うライダーが多いです。

オフロードバイク用ヘルメット【シールドタイプ】

オンロードバイクと同様にオフロードバイク用にもシールドタイプがあります。シールドは、風の騒音やエンジン音を軽減することができ、高速走行にも適しています。

シールドタイプのメリット

シールドタイプは顔全体を覆うことができるため、風や塵を防ぐことができます。また、エンジン音や風切り音を軽減することができ、高速走行にも適しています。ヘルメットの中にスピーカーやマイクを内蔵すれば、Bluetoothなどの機能を持ったインカムで快適なツーリングをすることもできます。

また、日焼けや虫の飛来から顔を守ることができるというメリットがあります。

シールドタイプのデメリット

シールドタイプの最大の弱点は曇りやすさ。一度曇りだすとシールドを開けておくことになっていしまいます。

また、汗や泥が付くと視界が悪くなり、ウエスなどで拭きとる必要があります。

オフロードバイク用ヘルメット|おすすめ5選

オフロードバイク用のヘルメットを選ぶ際には、安全性や快適性も重要ですが、なによりデザインも重要。そこで、ここではオフロードバイク乗りにおすすめのヘルメットを5つ厳選してご紹介いたします。

SHOEI VFX-WR

SHOEI VFX-WRは、オフロードバイク乗りにとって、高い人気のヘルメット。このヘルメットは、耐衝撃性能に優れたAIM+シェル構造を採用し、高い安全性を確保しています。

また、内装は洗濯可能で、快適性を維持することができます。さらに、最新のベンチレーションシステムにより、蒸れやすいヘルメット内部を快適に保ち、ライディング中のストレスを軽減することができます。

そして、SHOEI VFX-WRは、独自のデザイン性にも優れ、様々なカラーバリエーションが用意されています。オフロードバイク乗りには、見た目のカッコよさも重要な要素です。安全性、快適性、デザイン性のすべてにおいて、SHOEI VFX-WRは最高のヘルメットであり、オフロードバイク乗りにおすすめです。

重量:1,316g(ソリッドカラーモデル)
規格:SG規格、JIS規格、MFJ公認

おすすめポイント

 ・軽量設計!(V-CROSS(Arai)と比べると224gも軽い)※缶コーヒーのロング缶一本分も軽い!
 ・SHOEI独自の安全性能「M.E.D.S」(安全性能の向上と軽量化の両方を実現)
 ・ゴーグルのズレを防止してくれるデザイン性に優れたリブ形状!
 ・考え抜かれたベンチレーション機能!
 ・抜群の被り心地(吸水速乾生地)
 ・バイザーの角度調整可能
 ・口元の開口部が大きい
 ・口元がネジ一本で取り外し可能!(メンテナンスがしやすい)
 ・エマージェンシー クイック リリース システム(緊急時には簡単にヘルメットが脱げる)

 

Arai V-CROSS4

Arai V-CROSS4は、高い性能と品質を誇るオフロードバイクのヘルメット。 V-CROSS4は、Araiが誇る「R75シェル構造」と呼ばれる、最高水準の衝撃吸収能力を備えた外装を採用しています。

また、内装は高品質な材料で作られており、快適性も抜群です。加えて、Arai V-CROSS4は、風の影響を最小限に抑えるエアロダイナミックデザインにより、ライディング中のストレスを軽減することができます。

さらに、ヘルメットの内部の空気の流れを最適化するエアチャネルシステムにより、内部をより快適に保つことができます。

そして、Arai V-CROSS4は、オフロードバイクに合わせたデザイン性にも優れており、カラーバリエーションも豊富です。高い安全性能、快適性、デザイン性のすべてを兼ね備えたArai V-CROSS4は、オフロードバイク乗りには間違いなくおすすめのヘルメットです。

重量:1,540g(サイズ:M、ソリッドカラーモデル)
規格:SG規格、JIS規格、MFJ公認、SNELL規格

おすすめポイント

 ・アイポートの横にゴーグルとヘルメットが密着しないようなリブが設けられていて、ゴーグルのベンチレーションにも効果大!
 ・頭部の排気ダクトはメンテナンス性を考慮し、取り外しが可能
 ・時速20km/hでも空気の流れを感じられるエアダクト
 ・バイザーに開口部を大きくとることにより、高速走行時でも風圧であおられにくい
 ・バイザーのサイドに角度がついていることにより泥ハケの効率アップ
マウスダクトに取り外し可能でエアーの流量が調整可能な「VAインナーシャッター」装備
 ・ベルト部を含み、内装は全て取り外し可能

 

Airoh(アイロー)Twist 2.0

重量:1,180g(+/- 50 g)
規格:DOT規格

オフロードバイク用のヘルメットとして人気の高いAiroh Twistは、軽量ながら高い衝撃吸収性を備え、高い安全性能を発揮するヘルメットです。

Airoh Twist 2.0は異次元の軽さ

Airoh Twistは、軽量ながら高い耐久性を誇ります。

これは、Airohが独自に開発した複合素材の採用によるもので、従来のヘルメットよりも軽く、かつ高い衝撃吸収性を発揮します。

軽量であることは、長時間のライディング中に疲れにくいというメリットがあります。

安全性も高いAiroh Twist 2.0 ダブルEPS内部構造

Airoh Twistには、複数の層のEPSが内部に配置されており、高い衝撃吸収性があります。

Airoh TwistのダブルEPS内部構造は、ヘルメットの安全性能を高めるとともに、快適な着用感を実現しています。

EPSとは

EPSは、ヘルメットの内部に使われる発泡スチロールのこと。ヘルメットの外側と内側のシェルの間に挟まれ、衝撃を吸収して頭部を保護する役割を持ちます。

EPSは、ヘルメットの安全性に欠かせない重要な素材であり、多くのヘルメットに使用されています。

GAO RIDER

EPSは一度衝撃を受けると、その衝撃吸収能力は低下します。

一度落下させたヘルメットは交換するべきと言われるのはこのためです。

Airoh Twist 2.0はもちろん内装の取り外しが可能

Airoh Twistの内装は取り外し可能で、洗濯することができます。

これにより、ヘルメット内部の汗や臭いを効果的に取り除くことができ清潔な状態を保つことができます。

ヘルメットの消臭・除菌

ヘルメットの簡単な消臭・除菌にファブリーズはNG。汗のにおいと、ファブリーズのにおいが混ざって、異様なにおいになります。

オススメなのは「A2Care」。大手航空会社であるANAの飛行機内の除菌・消臭にも使われています。

Airohの多彩なデザイン

Airoh Twistは、様々なデザインのバリエーションが用意されています。

ライダーの好みに合わせて、カラフルでスポーティなデザインから、シンプルでクールなデザインまで、幅広く展開されています。

自分のバイクやライディングスタイルに合ったデザインを選ぶことができるのも魅力の一つです。

おすすめポイント

 超軽量!(1,180g) (軽いので長時間走行しても、ヘルメットの重さで疲れにくいです)
 ・日本性にはない奇抜なデザイン(目立つこと間違いなし!)
 ・インナーの取り外し可能(ベルト部のみ取り外し不可)
 ・帽体が小さく、小顔に見える(某体のサイズは全て同じ)
 ・バイザーの角度が調整可能
 ・アイポートから後頭部と首の後ろに流れるベンチレーション 

 

WINS JAPAN X-ROAD Ⅱ FREERIDE

3フォームチェンジ機能を備えた X-ROAD Ⅱ FREERIDE

WINS JAPANのX-ROAD II FREERIDEは、国内初のバイザーとインナーバイザーを標準装備しており、3フォームチェンジ機能を備えたハイブリッドヘルメットです。

バイザーを外せばフルフェイス・ストリートスタイル、シールドを外せばモトクロススタイルと、用途に合わせて幅広く使えます。


WINS JAPAN 公式

ダブルバイザー

X-ROAD II FREERIDEは、ダブルバイザーを搭載しており、側面のレバーをスライドさせるだけでインナーバイザーを出し入れすることができます。

GAO RIDER

日差しの強いときや突然の逆光でも、サングラスのような効果が得られます。

快適なヘルメット空間

内部EPSにエア・レールを刻んでいるため、ベンチレーションから取り入れた空気をヘルメットの内部に効率的に取り入れることができ、長距離のツーリングも快適に過ごせます。

メガネの人も安心な圧迫軽減設計

X-ROAD II FREERIDEのヘルメットには、眼鏡をかけている人やサングラスを併用したい人にとってうれしい機能が搭載されています。

チークパッドの上部にはスポンジが使われており、眼鏡のツルが当たる部分には十分な空間を確保することで、ツルによる圧迫感を軽減することができます。

GAO RIDER

長時間のライディングでも快適に過ごせるよう、さまざまな工夫がされているX-ROAD II FREERIDEのヘルメットは、眼鏡やサングラスをかけている人にとって最適な選択肢と言えます。

重量:1,630g
規格:SG規格

おすすめポイント

 ・3Dフィットインナー・クールネスフィットにより快適な被り心地 
 ・ダブルバイザー付き


WINS JAPAN 公式

 ・メガネが着用できるように、チークパットにスリット付き
 ・インナー脱着可能(ベルト部のみ取り外し不可)
 ・価格が安くコスパがいい

 

 2-5 HJH178 i50(HJC)


HJC(エイチジェイシー)バイクヘルメット オフロード HJH178 i50 TONA(トナ) BLUE(MC2SF) サイズ:L (59-60)

重量:1,630g
規格:SG規格、JIS規格、MFJ公認

おすすめポイント

 ・シンプルなデザインにかっこいいカラーリング
 ・低価格でSG規格、JIS規格、MFJ公認を取得!レースユース入門モデル
 ・内装の脱着可能(ベルト部のみ取り外し不可)
 ・豊富なインナーパットサイズ(パット類が「きつめ」「標準」「ゆるめ」があり細かい調整が可能)
 ・バイザーの種類が豊富で、好きなようにデザインをカスタマイズ可能
 ・メガネを着用できるように、チークパットにスリット付き

3 まとめ

SHOEI、Araiは内装にもこだわり、被り心地がバツグンです。日本メーカーのグラフィックモデルも海外性に負けず劣らずで、幅広い選択肢があります。

しかし、奇抜なデザインをお求めなら海外メーカーがおすすめです。特に、X-ROADは汎用性が高く、複数のバイクを持つ方にはぴったりです。

各ヘルメットには使用用途に応じた特徴があります。ライディングにおいてヘルメットは非常に重要な役割を果たすため、自分に合ったヘルメットを選ぶことが大切です。

ぜひ、お気に入りのヘルメットを見つけて、安全かつ快適なライディングをお楽しみください。

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