- タイヤの交換時期が近づいているから、オススメのタイヤが知りたい
- 純正タイヤから違う種類のタイヤを履いてみたい
- おすすめのタイヤを用途別に知りたい
私自身も、オフロードバイクに乗り出しの頃は、どんなタイヤが良いのか全然わかりませんでした。
そこで、今回は初心者にも分かりやすいように、オススメのタイヤを用途別に紹介します。
オフロードバイク歴10年の GAO RIDER が紹介します!
本記事で紹介するタイヤを用途に応じて選べば、オフロードバイクがさらに楽しくなります。
本ページはプロモーションが含まれています。
オフロードバイクのタイヤの選び方
オフロードバイクには、大きく分けて以下の4つのジャンルに分類されます。
- トレイル(市販車)
- モトクロス
- エンデューロ
- トライアル
それぞれの分野で必要なタイヤの性能について紹介します。
トレイル用(市販車向け)タイヤのコスパ最強はこれ!
トレイルとは、公道やフラット林道など走る一般的に公道走行バイクとして販売されているバイクのことを言います。
トレイル用タイヤは、グリップ力よりも公道での安定性や、ちょっとした林道での走行を想定した性能が求められます。
林道でのグリップ力よりも公道を走った時のタイヤの寿命が優先されるタイヤのジャンルです。
もっとも有名なタイヤは「BRIDGESTONE TRAIL WING TW301」。
オフロードバイクの代名詞、セロー250の純正タイヤに採用されています。
>>どんなオフロードバイクにも最適「TRAIL WING TW301」を最安値で探すモトクロス用タイヤはこれを選べ!
モトクロスは、オフロードの専用コースで行われる競技。高速で走行し、ジャンプやカーブを曲がるなどアグレッシブな走行が必要とされます。
モトクロスのタイヤはタイヤのブロックで、地面を掻いて走るようなグリップ力が求められます
モトクロス用のタイヤは、トレッド(ブロック)が浅く、軽量であり、路面にしっかりと接地し、高速での安定性を持つものが適しています。
モトクロスタイヤでオススメするのが「BRIDGESTONE BATTLE CROSS X20 ソフト」。
見るからにトレッド(ブロック)が地面を掻いてくれそうなデザインです。
>>どんなオフロードバイクにも最適「BATTLE CROSS X20」を最安値で探すエンデューロ用タイヤのおすすめはこれだ!
エンデューロは、険しい林間コースを走破する競技です。ヒルクライム、岩場、斜面、谷底など様残なコースを走破し、制限時間内にゴールを目指します。
山道を走破するため、様々な路面状況を走りきるタイヤ選択が必要なジャンルです。
そのため、耐久性とグリップ力が必要とされます。エンデューロ用のタイヤは、なるべく柔らかく、地面をつかむようなグリップ力が求められます。
オールマイティーに使えるタイヤとしておすすめなのが「IRC VE33s GEKKOTA」。
トレッド(ブロック)が高く、そして柔らかい設計のタイヤ。空気圧を落とすことで、地面を掴むように走ることができるタイヤです。
トライアルバイク用のタイヤはこれ一択!
トライアルは、岩や木の根っこなどの障害物を克服する競技です。
走れる場所が限られた中で行う競技のため、瞬発的なグリップによる機動性が求められます。
トライアル用のタイヤは、トレッドが浅く、柔軟性があり、滑りにくいものが適しています。
また、競技においては、路面が非常に滑りやすい場所を走らされるため、どんな場所でもグリップする性能が求められます。
トライアル用のタイヤでおすすめは「MICHELIN TRIAL X LIGHT」。
コンパウンドが柔らかく、サイドウォールが絶妙な硬さ。
トライアルバイクのタイヤはこれを履いておけば、間違いないタイヤです。
>>トライアルバイクにおすすめの「MICHELINTRIAL X LIGHT」を最安値で探すオススメのオフロードバイク用タイヤ 用途別一覧表
オススメのオフロードバイク用のタイヤを、用途に応じて、まとめました。
オフロードバイクのタイヤは、走るシチュエーションによって、「得意・不得意」があります。
タイヤ | ||||
タイヤ名 | TR-011 ツーリスト | VE33s GEKKOTA | ix-09 GEKKOTA | アナキーワイルド |
メーカー | IRC (井上ゴム工業) | IRC (井上ゴム工業) | IRC (井上ゴム工業) | Michelin (ミシュラン) |
フラット林道でのグリップ | ||||
岩場でのグリップ | ||||
根っこでのグリップ | ||||
水を含んだ土でのグリップ | ||||
タイヤの寿命 | ||||
公道走行 | ||||
口コミを見る | 口コミを見る | 口コミを見る | 口コミを見る |
タイヤを選ぶ時の目安にしてみてください。
最初の一本|自走最強タイヤ TR-011 TOURIST(ツーリスト)
ツーリストは、オフロードタイヤの中でも、グリップ力、タイヤの寿命のトータルバランスが優れているタイヤ。
路面状況が様々な林道ツーリング(トレイルライディング)に適していて、グリップ力や耐久性に優れています。
純正タイヤよりも、林道走行に特化したタイヤなため、エンデューロライディングにも対応可能です。
さらに、価格も手頃なので、初めて純正タイヤ以外の選択をするにはオススメのタイヤです。
そして、公道走行も可能で、トランポを使わない「自走ライダー」にもオススメです。
◆IRC TR-011 TOURIST(ツーリスト)の空気圧(林道編)
フロントタイヤ: 0.6 kgf/cm2
リアタイヤ : 0.4 kgf/cm2
空気圧を落とすことで、タイヤの設置面が広くなり、高いグリップ性能を発揮します。
一皮剥けたい貴方に|IRC VE33s GEKKOTA
IRC ツーリストも履いたことがあり、さらにオフロードバイクをステップアップしたい人に、オススメするのが、VE33s GEKKOTA。
VE33s GEKKOTAは、ハイスピードにも対応した競技用ハイグリップタイヤ。タイヤ自体の寿命が短い代わりに、オフロード走行でのグリップ力はピカイチです。
タイヤのブロックが高いため、ツーリストの泣きどころである「水を含んだ泥の路面」でもグリップします。
VE33s GEKKOTA を選ぶときの注意点
「VE33s GEKKOTA」 と似たタイヤに「VE33」というタイヤがあります。
それぞれの違いを簡単に説明すると以下のとおり。
- VE33s GEKKOTA :ブロックが柔らかく、難所向き
- VE33 : ブロックが硬めで、ハイスピード走行向き
※寿命 … VE33 > VE33s GEKKOTA
玄人向きのグリップ最強タイヤ|IRC IX09W GEKKOTA(09ゲコタ)
IRC IX09W GEKKOTA(09ゲコタ)は、タイヤの寿命なんて無視。グリップこそが全てだ!そんな玄人向きのタイヤです。
触ると分かりますが、指でつまんでネジれるほど柔らかいタイヤブロックが、異次元のグリップを発揮します。
ブロックだけだなく、サイドウォール(タイヤの横の部分)も柔らかいことから、空気を抜くことで、タイヤ全体で路面に対しグリップさせることができます。
VE33s GEKKOTA よりも、比べ物にならないくらいブロックが柔らかい。
岩場や泥、根っこなどのシチュエーションでも、難なくバイクを押し進めてくれます。
ハードエンデューロなど使用されることが多く、山遊びをする場合でも難所系にオススメです。
IRC IX09W GEKKOTA(09ゲコタ)は、とにかくグリップ力が抜群なので、林道で「ゲロアタック」する人たちには人気のタイヤです。
フラット林道を走り込むような用途にはあまり適しません。(すぐにタイヤが無くなっちゃう)
一般道のツーリングもしたい|ANAKEE WILD(アナキーワイルド )
オンロードツーリングをメインにしながら、たまに林道に行きたい人にオススメなのが、ANAKEE WILD(アナキーワイルド)。
オンロードでも乗りやすいように、振動に配慮したコンパウンドと、オフロード性能も確保したブロックパターン。
一般道をツーリングしながら、フラット林道を爽やかに走る。そんな用途にバッチリなタイヤです。
サイズ展開も豊富。
サイズの目安として、リア18インチの250CCのオフロードバイクでは、「130/80-18 66S」でOK。
タイヤの作りが幅広なため、130/80を選択しても問題ありません。
オフロードバイク用のタイヤは大きく分けて2種類
オフロードバイクのタイヤは、チューブホイール用と、チューブレスホイール用の2種類があります。
- フロントタイヤ : チューブタイヤ
- リアタイヤ : チューブレスタイヤ or チューブタイヤ
チューブタイヤの場合で、空気圧を落として走る場合には、必ずビートストッパーをつけましょう。
ビードストッパー(リムロック)とは
空気圧を落としたことで、ホイールからタイヤが外れることを防ぐパーツ。オフロードバイクで林道を走るには、必ず必要なカスタムです。
オフロードバイクにオススメのタイヤ|まとめ
オフロードバイク用のタイヤを用途別に、厳選して4つ紹介しました。性能をおさらいしてみましょう。
タイヤ | ||||
タイヤ名 | TR-011 ツーリスト | VE33s GEKKOTA | ix-09 GEKKOTA | アナキーワイルド |
メーカー | IRC (井上ゴム工業) | IRC (井上ゴム工業) | IRC (井上ゴム工業) | Michelin (ミシュラン) |
フラット林道でのグリップ | ||||
岩場でのグリップ | ||||
根っこでのグリップ | ||||
水を含んだ土でのグリップ | ||||
タイヤの寿命 | ||||
公道走行 | ||||
口コミを見る | 口コミを見る | 口コミを見る | 口コミを見る |
- 林道を楽しみながら走りたい : IRC TR-011 TOURIST(ツーリスト)
- ツーリストの次のステップのタイヤ: VE33s GEKKOTA
- グリップ性能が命 : IRC IX09W GEKKOTA
- オンロードメインでオフロードも楽しみたい : アナキーワイルド
オフロードバイクのタイヤは、車体以上に重要。どんなにバイクが良くても、タイヤがシチュエーションに合ってなければ、バイクを前に進めることができません。
本記事を参考に、タイヤ選びをしてみてください。
>>Amazon でオススメのタイヤの口コミを見る>>オフロードバイク初心者におすすめ!「林道に持っていくと捗るアイテム」
>>オフロードバイクのヘルメット【リード工業 AIACE(アイアス)レビュー】