林道もちょっと慣れてきたし、そろそろ一人で行ってみようかな?
【必読】林道のソロツーリングには注意!【トラブルの事例あり】
「慣れてきた頃が一番危険!」
今まで大きな事故がないのは、一緒に走ってくれてる仲間が
ペース配分を考えてツーリングをしてくれていたということ。
この記事では
・実際に起きた林道で起きた事故と対処法 ・事前の準備に必要な事 |
を紹介します。
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1.なぜ一人で林道ツーリングに行くと危ないのか
簡潔に言います。
・基本的に林道には人がいない ・携帯が「圏外」の場所が多い |
林道には家も店舗もないため、人がいる理由がない。
そして、人が出入りが少ない場所だと、携帯の電波も届かないところが多い。
人がいないとどうなるかというと、
助けてもらえないんです。
そして、携帯が圏外だと、
バイクが故障した場合、誰とも連絡が取れません。
どんなに転倒に注意していても、バイクは機械。
「急に何かが壊れることもある」という事を忘れてはいけませんね。
2.林道ツーリングで、実際に起きた事故
2-1.崖から転落
よくある事故ですね。
対処法としては
・自走で登れる場所を探す ・ロープ等で引っ張り上げる |
たった30㎝落ちただけでも
リアタイヤが滑ったり、
落ちた場所が切り立ったりしていて
落ちた場所から戻れないことがあるという事を忘れないでください。
※技術によってカバーできる可能性はあります
考えられる原因
・スピードの出し過ぎで、オーバーラン ・体が置いてかれて、バイクだけ飛んでった ・キャンバー(斜めの移動路)でリアタイヤがずり落ちた |
オフロードバイクはどんなに軽くても100kg
これを、一人で崖から引き上げるのは相当な力がいります。
どんなに注意していても、公道とは違い「わだち」や「石」などのでタイヤを取られ
転倒したり、崖に落下したりなど
可能性はゼロないですよね。
そんな時に、一人だったら?
バイクを置いて帰るしかありません。
場所によっては帰れない距離かもしれません。
>>【2020年版】250CC オフロードバイクおすすめ15選|オフ車で林道を楽しむために
2-2.木に衝突!太い枝がバイクに絡まる
対処法としては
・木を切る |
これしかありません。
ノコギリを持っていれば、対処可能。
考えられる原因
・スピードの出し過ぎで、オーバーラン ・体が置いてかれて、バイクだけ飛んでった |
転落と原因は、ほぼ同じ。
ただし、ここの場合はバイクが破損する可能性が高いです。
・ヘッドライトの破損 |
そして、怪我の可能性もあります
・骨折 ・打撲 |
2-3.バイクの故障
故障内容 | 対応方法 |
バッテリー上がり | バッテリーチャージャー |
チェーンが切れた | クリップ持参 |
パンク | パンク修理キット |
シフトペダルが折れた | バイスプライヤーをシフトペダルにつけてタイラップ |
シフトレバー、ブレーキレバーが折れた | 予備持参 |
ネジの脱落 | タイラップ |
シュラウドの脱落 | ガムテープ |
ウインカー脱落 | タイラップ |
エンジンが掛からなくなった | プラグ交換にて復帰 |
チェーンが外れた | チェーンの引っ張りを調整 |
どれも、林道ツーリングで、私か仲間が経験済み。
この辺りは、いかに想定して事前の準備をしておくかが鍵となります。
特にチェーンが切れると、最悪。
その時は、たまたま仲間内でチェーンクリップを持っている人がいたため、
事なきを得ました。
もし、持っていなかったらバイクを置いて、下山しないといけませんでした。
それが、一人だったら。
帰るのに1日費やす場所でした。
事前にチェーンのグリスアップは必ずしておきましょう。
3.まとめ「林道ツーリングにこれから行くあなたに」
林道では、
・一人で対処できるもの ・一人で対処できないもの |
大きく分けて二つあります。
軽微なものであれば、自分で対処できますが
怪我や、事故が絡むと誰かの助けが必須となります。
林道に行く前に最低限
・バイクの整備 ・不測の事態に備えて、工具などを持って行く |
この二つは、林道ツーリングをする上でのマナー。
愛するバイクを洗車しながら、破損部分やネジの緩みがないかチェックしましょう。
「自分なら大丈夫」
その過信が事故につながります。
林道では自分の技量の8割で走るが基本。
この記事が楽しいオフロードバイクライフを送るための、事前の準備に役立てばと思います。